川島芳子の真の姿知って=命日に中国人がHP始動−「日本のスパイ」に脚光
【北京時事】旧日本軍のスパイとして、1948年3月25日に北京で処刑された「東洋のマタ・ハリ」こと川島芳子の真の姿を知ってほしいと、中国人の李丹さん(32)が命日の25日、中国語による初めてのホームページ(HP)「川島芳子記念館」を立ち上げた。日本語のページも作成中で、日本人からの反響も期待している。
芳子は中国で「日本のスパイ」「売国奴」というレッテルが張られ、長い間タブーとされてきた。しかし、「処刑されずに1978年まで吉林省長春で生き延びていた」という証言が2年前に新聞で報じられ、本も出版されるなど、光が当てられるようになっている。
芳子と同じ満州族で、民族文化の復興に取り組んでいる李さんは「芳子の数奇な生涯は多くの文芸作品で取り上げられているが、イメージと現実は離れている」と感じてきた。「中国と日本の友好のため活動する一方で、内心は孤独だった芳子を知ってほしい」と、HPには詩や獄中記などの著作を掲載。「新聞報道や研究論文、評論などの掲載も増やし、ウェブ上で情報交換し、両国の友好につながれば」という。
李さんは、芳子が少女時代を過ごした長野県松本市にある川島芳子記念室と同じような記念館を北京にも設立したいと、計画を進めている。
HPのURLはhttp://kawashimayoshiko.org/。
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